対馬高校海岸清掃
6月13日(日)に長崎県立対馬高等学校 ユネスコスクール部16名、商業経済部4名、教員2名、対馬市島おこし協働隊2名の計24名と弊社で対馬市厳原町椎根海岸の清掃を行いました。
今年も昨年同様にコロナ禍で大人数での海岸清掃ができない状況が続き悔しい思いをしていました。
このような状況下で長崎県立対馬高等学校の植松校長より生徒と海岸清掃を行いたいという申し出がありました。当初は多くの生徒の参加を考えておりましたがコロナ禍であることを考慮し、まずは対馬の環境問題全体に取り組んでいるユネスコスクール部とSDGs推進に取り組んでいる商業科に限定しました。その理由として将来的に長崎県立対馬高等学校 ユネスコスクール部と商業科の生徒である次の世代が主体となり海岸清掃を企画運営できるようにしたいと考えたからです。
今回は初の試みとして廃プラスチックに分類されるペットボトルを別に回収しバーコードやその他の特徴をもとに生産国調査を行いました。韓国や中国の多くのペットボトルやまれに見るマレーシアのペットボトルを発見した生徒たちは驚きの声を上げていました。そして日本製のペットボトルも意外に多く海岸に漂着しているという現実に複雑な表情を浮かべていました。
実際に対馬の海岸で清掃を行うことで海ごみ問題が深刻であることを肌で感じていただく機会になったと思います。
【行事内容】
日時:令和3年6月13日(日)10:00~12:00
内容:椎根海岸清掃
参加者:長崎県立対馬高等学校 ユネスコスクール部16名、商業科4名、教員2名、対馬市島おこし協働隊2名
結果:発泡スチロール3袋、プラスチック5袋、ペットボトル1.7袋 合計9.7袋(1袋は1㎥のフレコンバッグ)