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2023年11~12月。
対馬島内にてボランティア海岸清掃を行なってくださった企業団体と活動内容をご紹介させていただきます。
【レンゴー株式会社】
段ボールや包装製品等の製造・販売事業に取り組むレンゴー株式会社さまは、豊玉町佐保にありますクジカ浜を清掃くださいました。
レンゴー株式会社さまは予てより対馬に強い関心を持ってくださっており、10月に島内で開催された「対馬未来会議2023」にもご参加くださっています。
【長崎県対馬振興局】
長崎県対馬振興局さまは「海洋ごみスタディツアー」と銘打った社員研修を実施。美津島町の赤島海岸に押し寄せる海ごみの迫力に圧倒されながら、ペットボトルのみに絞った清掃作業に励んでくださいました。
ペットボトルは最も流出元が判明しやすい海ごみです。お隣の中国や韓国はおろか、ベトナムやインドネシアからも流れ着く事実を体験されました。
【全国化学労働組合総連合(化学総連)】
9回目の来島となった化学総連さま、今回は厳原町椎根の海岸を清掃くださいました。
数多の海ごみが漂着する場所ということもあり、対馬の代表的な漂着物(あなご漁具、ポリタンク等)が多く見受けられます。それら一つ一つの解説に対し、真摯に耳を傾けてくださる姿勢には、毎度高い意識を以て対馬を訪れてくれているのだと痛感いたします。
【日韓海岸清掃フェスタ】
実に4年ぶりとなる『第8回日韓海岸清掃フェスタin対馬』が開催されました。
上県町越高海岸に集まったのは約50名。はるばる島外から衆議院議員 山田勝彦さまを始め、株式会社ヤマップさま、長崎大学さま、島内から対馬海上保安部 比田勝保安署さま、対馬SDGs劇団ともにさま、地域有志のみなさま、そして対馬に数多在住する韓国のみなさま方がご参加くださいました。
【大成建設株式会社】
“人がいきいきとする環境を創造する”という理念のもと、建築・開発・環境と幅広く事業展開なさっている大成建設株さまも対馬にて海ごみ授業・海岸清掃および視察を行なう環境スタディツアーを体験くださいました。
みなさま建築のプロということもあって、対馬独特の倉庫建築である石屋根倉庫に強い関心を覚えられたようでした。
対馬の美しい海を取り巻く漂着ごみ問題を憂い、はるばる足を運んでくださった各団体の皆さま、貴重なお時間を割いてボランティア清掃または環境学習に励んでいただき、誠にありがとうございました。