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2023年4月~6月。
対馬にて海岸清掃活動および環境授業を行なっていただいた企業団体をご紹介させていただきます。
(4月)
【デンカ株式会社】
“追求した化学の力で世界をより良くする” ――そんなサステナビリティを理念として掲げ、全国化学労働組合総連合(化学総連)の連合組織に名を連ねているデンカ株式会社さまは、昨年の夏にもお越しくださいました。
強風に見舞われながらも表情を曇らせることなく、椎根の浜にて海岸清掃を行ないました。
【株式会社UBE】
地域社会との共存同栄を志にし、あらゆる分野の事業において研究開発を進めながら社会活動に取り組む総合企業、株式会社UBEさまが来島されました。
4月と5月、月を跨いだ計四日間、圧倒的な海ごみの多い海岸での清掃作業と、大自然が残る浅茅湾のシーカヤック体験を経て、対馬の抱えるいくつもの課題や取り組みを共有することができました。
(5月)
【ダイセル株式会社】
化学の枠を超えて様々な分野でグローバルな事業展開を行なう株式会社ダイセル労働組合さまが対馬を訪ねてくださいました。
清掃作業で回収したペットボトルがどこから流れてくるのかを調査する国別分析を実施したところ、大陸のみならず東南アジアからも流れ着いている事実に強い興味と関心を覚えていらしたようでした。
【九州電力豊玉発電所、豊玉高校】
豊玉地区にあります元塩浦小前海岸では、毎年恒例のボランティア海岸清掃が行われました。
九州電力豊玉発電所さまは過去幾度もこの場所を清掃してくださっており、今回合同参加された豊玉高校の生徒さんと共に和気あいあいとビーチクリーンに励んでくださいました。
初めての海岸清掃を経験した豊玉高校の生徒さんは海ごみの量に面食らっていましたが、次第に清掃作業に夢中になり始め、終わるころには楽しかったと笑顔を咲かせていました。
【対馬高校】
対馬高校の生徒たちと行なったのは、美津島町の根曽海岸の清掃です。
清掃後にそれぞれが感想を抽出するフィードバック作業に重きを置いたこの日の活動は、日々環境保護活動や国際交流に励む対馬高校の生徒たちにとって良い刺激になったようでした。
6月)
【全国化学労働組合総連合(化学総連)】
幾度も来島くださっている化学総連さまは二日間を用いて対馬の海ごみ問題と正面から向かい合ってくださいました。
“プラスチックを供給する側に従事する者として、現実を知り、解決に向けて微力ながら尽力したい”――この理念のもと、浅茅湾の海ごみをシーカヤックで回収・運搬し、地元民御用達の海水浴場である勝見ノ浦浜の清掃作業を行ない、意識の高いフィードバックと意見交換を実施いたしました。
対馬に来島くださった各団体のみなさま。
貴重なお時間を割いて清掃および環境学習に励んでいただき、誠にありがとうございました。