対馬高校商業科SDGs授業
7月12日(月)に長崎県立対馬高等学校商業科でSDGs授業が行われました。SDGsとは持続可能な世界を実現するために、2030年までに達成すべき国際社会全体の目標です。
対馬高校の生徒たちは、対馬の海ごみ問題に対する関心が高いため、今回の授業ではSDGsの14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」に対する取り組みをテーマに、対馬海ごみ情報センター(委託運営:一般社団法人 対馬CAPPA)が対馬の海ごみの現状について説明を行いました。
授業では、対馬市が実施する「対馬市海岸漂着物モニタリング調査」の結果を基に、下記の3項目を中心に説明が行われました。
【授業の内容】
①対馬の漂着ごみの発生源、漂着経路
②漂着ごみの種類および数量
③漂着ごみの再漂流について
授業の最後に、対馬の海ごみ対策の課題として、
・近年の流木の増加(山林の未整備、害獣増加による山林の荒廃、異常気象による豪雨の増加が原因)
・対馬住民の不法投棄が原因と考えられるごみ
について説明が行われ、生徒たちは熱心に授業に耳を傾けていました。
【行事内容】長崎県立対馬高等学校商業科SDGs授業
日 時:7月12日(月)10:50~11:40
場 所:商事実習室
参加者:商業科2年6組32名
傍聴者:対馬海上保安部3名