対馬海ごみ情報センターについて

About Us

対馬海ごみ情報センターの役割

「対馬市海岸漂着物対策推進行動計画」の中で示されている「対馬海ごみ情報センター」は、次のように位置付けされています。

対馬海ごみ情報センター(中間支援組織)は、対馬島内の漂着ごみに関する事項の多くに対応し、対外的には漂着ごみに関する島内情報の発信および島外の情報・技術等の集約・共有を行う「対馬海ごみ情報センター」としての役割・機能を担う。同センターは、計画的にその機能を充実させ、海岸清掃に関わる人材育成も行える組織を目指す。

一般社団法人対馬CAPPAは中間支援組織の母体として、対馬市と民間およびボランティアが協働できる場として対馬海ごみ技術情報センターを運営していくこととします。なお、「対馬漂着ごみ技術情報センター(仮称)」については、名称自体が長いことと、漂着ごみ以外の海ごみも対象とするため、「対馬海ごみ情報センター」として命名することとしました。また、親しみやすくするために、略称として「つしま海ごみ相談室」も用いることとしています。「対馬海ごみ情報センター」の役割と具体的内容については、以下を主体に実施する計画です

役割の例

ホームページを利用した海岸清掃活動の調整と整理、情報共有および発信

「対馬海ごみ情報センター」として、対馬市の海ごみ対策を進展させて行くため、島内外の海岸漂着物対策に関わる情報を集約して精査し、これを島内に発信し、海ごみ問題の啓発普及に役立てます。

また、対馬市が島内の漁業協同組合(以下、「漁協」という)に委託している海岸漂着ごみの回収事業について、いつ、どこの海岸で実施する予定なのか、その回収作業の結果でどのようなごみがどれくらい回収されたのか、などの情報も市と共有して掲示して行きます。

そのほか、ボランティアによる海岸清掃の回収結果の詳細や、対馬CAPPAが主催する海岸清掃活動の結果についても掲載するほか、対馬海上保安部で実施している漂流ごみの回収状況、漁協から入手する海ごみ情報などもHPにアップして行きます。

役割の例

  • 対馬市作成の「対馬市海岸台帳」や「対馬市海岸清掃マニュアル」、ポスターやリーフレットを掲載(海岸清掃に関する注意事項、ごみの分類表、連絡先なども掲載)
  • 海岸清掃ボランティアへの対応(申込書の用意、清掃用具などの手配、清掃海岸の割り振り、島内ボランティアの年間清掃計画の作成、島外ボランティアへの対応(募集・手配・海岸指定・漁協調整)、清掃結果の公表)
  • 「海岸清掃記録(仮称)」の掲載と公開
  • ボランティア清掃による回収ごみの仮置き状況の確認、飛散防止策の実施、分類群別回収量の記録・公表
  • モニタリング調査結果の公表

発生抑制のための普及啓発活動(環境教育)

対馬海ごみ情報センター(中間支援組織)では、市から管理と運用を委託されている「漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版」を使用して、自ら小中学校や高校などへの出前授業を行うほか、様々なイベントで展示し、漂着ごみを含む海ごみ問題の普及啓発活動を行います。

これを利用したい方を募集していますので、遠慮なくご相談ください。
また、これらのほか、自ら作成した教材、対馬市が作成した漂着ごみに関わるパンフレットや海岸清掃マニュアル、ポスターなども併せて利用し、行政や他団体とも協働して海ごみ問題の啓発普及活動を実施します。

役割の例

  • 島内イベントでの啓発・普及活動のほか、島外イベントの情報・技術・知識を島内清掃活動に反映する。
  • ポスター・リーフレットなどの普及啓発資料の作成と公表
  • 普及啓発活動の計画立案と実践:教育機関などと調整して、年間活動計画を立案・公表

また、環境教育の一環として、以下のような活動も行なっております。

漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版」の運営・管理

漂着ごみ問題を知ってもらうための普及啓発活動の一環として、2017(平成25)年度に対馬市が作成した「漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版」の運用管理を行っています。

この漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版は、長年海ごみ問題に取り組んでいる一般社団法人JEANが対馬市の依頼を受けて、中学生小学生と共に対馬の漂着ごみを利用して作成したもので、漂着ごみの種類や問題点などを理解するのに役立ちます。中間支援組織は、主に対馬市内において、これを用いて漂着ごみ問題を判りやすく解説し、海ごみ対策に関わる啓発普及活動を行っています。

なお、漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版の外側には対馬の自然(一般社団法人MITが作成)が描かれており、その内側には漂着ごみの現状や問題点、対策などが理解できるように展示してあります。

漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版の外側:対馬の海や山の自然が描かれています。

漂着物のトランク・ミュージアム®対馬版の内側:様々な海ごみやその起源、海ごみの問題点を理解できます。

海岸清掃活動の開催

これまで、中間支援組織の一般社団法人対馬CAPPAは、前身の美しい対馬の海ネットワーク時代から、海ごみ問題にかかわる啓発普及活動として、平成25年から継続して「日韓海岸清掃フェスタIN対馬」を開催してきました。

海岸の漂着ごみは、海岸の景観を損ねるばかりではなく、前述のように海岸や海洋汚染にもつながる環境問題であり、対馬市民のみならず、最も対馬に近い隣国でもある韓国の市民や学生などとの連携により、漂着ごみの発生抑制につなげるための啓発活動の一環として、平成25年より毎年一回、「日韓海岸清掃フェスタIN対馬」を開催していました。

一方、対馬市は平成15年度から韓国の大学と対馬市民による「日韓市民ビーチクリーンアップ」という海岸清掃活動を継続開催しています。この活動については、平成29年度からワークショップも開催し、その運営を平成30年度からCAPPAに委託されたこともあり、この海岸清掃活動と「日韓海岸清掃フェスタIN対馬」の差別化を図るため、今後後者については対馬市民を主体とした海岸清掃活動へとシフトさせて行くこととしました。

まずは対馬市民への啓発普及を念頭とした海岸清掃活動を主体に実施し、将来的には韓国との連携ばかりではなく、身近なところでは長崎県や福岡県をはじめとする九州の民間団体・大学・ボランティア組織などとの協働も進めるほか、行く行くは中国(中華人民共和国)とも発生抑制対策に関わる連携を図ることも念頭に、活動を進めて行く所存です。

島内外の団体との連携、ボランティア海岸清掃の受付

対馬島内には、対馬を盛り上げようと若者が頑張っている団体がいくつかあります。これら島内団体の活動にも参加して連携を進め、対馬の海岸・海の保全活動に協力を仰ぎ、対馬島内の活性化にも力を入れて行きたいと考えています。

また、対馬の海岸の現状を理解していただくと共に、漂着ごみを含む海ごみ問題の普及啓発のため、対馬島内でボランティアのほか、島外からのボランティアも募り、海岸清掃活動を実施して行きます。

関係者への連絡(関係者との連携と協働)

対馬島内においては、海ごみ対策の窓口でもある対馬市環境政策課のほか、海に関連する対馬市水産課や漁業協同組合、長崎県の出先機関である対馬振興局建設部管理課や保健部衛生環境課、道路や河川などの清掃を行っている愛護団体、対馬を盛り上げる活動を実施している団体などと連携し、それぞれの活動に協力して行くと共に、互いに連携して対馬の環境保全に連携して行きます。

また、長崎県内では、NPO法人である「環境カウンセリング協会長崎」やボランティア活動を実践している長崎大学(ながさき海援隊など)や活水女子大学などとも連携して行くほか、九州や本州教育団体や民間団体とも情報交換を行い、対馬海ごみ情報センターの活動を進展させて行く計画です。

役割の例

  • 清掃対象海岸が位置する地域の区長や漁協などに連絡、調整
  • 海上保安部との連携による危険な海ごみ情報の公表
  • 他団体との連携による協働:漁協、海上保安部、島内・島外団体との横のつながり、情報交換・共有

pagetop